WordPressを複数インストールし、携帯サイト・スマートフォン用サイトを個別に作成する方法 |
ホームページ作成ツールについて |
ホームページを作成する上で、いろいろなツールがある。 通常のソフトでは、 ホームページビルダー・ドリームウェーバー・Sirius(シリウス)・賢威・Bind(バインド) ブログ構築用として、 WordPress(ワードプレス)・Movabletype(ムーバブルタイプ)がある。 通常のソフトの欠点は有料であることや、メニューに変更を加えた時に、構造によっては全てのページを更新しなくてはならない場合があることである。 また、凝ったデザインのWebサイトを作れるようになるまで、相当の努力が強いられることは避けようがない。 そこで注目されているのが、WordPressやMovabletypeといった、無料で使えるブログツールである。 ブログといっても、通常のホームページを作ることもできる。 この両者はよく比較されるが、WordPressに圧倒的な軍配があがっていることは周知の事実であろう。 その理由は、テンプレートが豊富であること、プラグインが豊富であること、ページ数が増えるとわずわらしい「再構築」が不要であること・・などだ。 |
WordPressの長所と短所 |
長所 ●ブログツールなので更新が簡単 ●豊富なテーマとプラグイン 解説 テーマとは、サイトのデザインテンプレートのことである。 WordPressのテーマは、インターネット上で無料でダウンロードできる。(有料のものもあり) テーマは瞬時に切り替えることができるので、洋服の着せ替えのような感覚でデザインを変更することができる。 プラグインとは、小さなプログラムのことで、例えばWordPressでメールフォームを設置したい場合、Contact form 7というプラグインを使用するし、ショッピングカートを設置したければ、Welcart等のプラグインを使用する。 短所 WordPressの短所は、オリジナルデザインを表現したい場合、ある程度のphpとスタイルシートの知識を要することや、携帯・スマートフォン用のサイト構築が難しいことだ。 ktai-styleやwptouch等の携帯・スマートフォン表示にするプラグインがいくつかあるが、どれも今一つパッとしない。 使ったことがある人ならわかると思うが、メニューリンクが思うようなレイアウトにならなかったり、画像が表示されなかったりと、とにかくあんばいがよくない。 PCサイトを携帯表示でなんとかしようというのが無理な話 そもそもPCサイトを、携帯やスマートフォンでも見れるようにするということ自体、無理がある話である。 例えばPCサイトで使用する画像サイズが450×300pxだった場合、スマートフォンならまだしも、携帯ではかなり無理がある。また、PCサイトと携帯サイトでは文字数にも気を配らなければならない。 こうなると、もはや1つのコンテンツで、PC・携帯・スマートフォン、全てに対応させることは不可能に近い。 個人ブログなどの場合は、ktai-style等の携帯表示プラグインで事足りるだろうが、企業やお店等の本格的なECサイトを構築するには、やはりPC版・携帯版・スマートフォン版をそれぞれ別個に作る他ないだろう。 (ホームページビルダー等の場合、PC版と携帯版は別個に作成するのが当たり前である。) WordPressを複数インストールし、PC版・携帯版・スマートフォン版を別個に作成する 今回やろうとしていることは、1つのサーバーにWordPressを3個インストールし、PC用サイト・携帯用サイト・スマートフォン用サイトを、それぞれ個別に作っていこうという企画である。 当然、携帯とスマートフォン用は、それぞれテンプレートを改造しなければならない。 よって、テーマを後から変更する場合に、一からテンプレートをいじらなければならないというデメリットも生じるが、最初の時点でテーマを吟味しておけば、これはさほど大きな問題ではないと考える。 テーマを最初から自作するには、PHPやスタイルシートの高度な知識が必要となるので、無料のテーマをダウンロードし、それを改造していく過程を紹介したいと思う次第である。 尚、当サイトPC版・携帯版では、ガラケー用の作成方法を説明している。 スマートフォン用のテンプレート修正例は、WordPressで作成したスマートフォン用サイトで紹介している。 スマートフォン用は、PCでも見れるようにしてあるので、参考にしてもらいたい。 ●WordPressで作成した携帯用サイト ●WordPressで作成したスマートフォン用サイト |
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